ベアコンコルド　Bear Concorde　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ダイワメジャーは現役時にマイルCS連覇や天皇賞・秋などG1・5勝を挙げ、2年連続で最優秀短距離馬に選出。種牡馬としての活躍も目覚ましく、ファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝いた2011年以降、カレンブラックヒル（NHKマイルC）、コパノリチャード（高松宮記念）、ブルドッグボス（JBCスプリント）、メジャーエンブレム（NHKマイルC、阪神ジュベナイルフィリーズ）、レーヌミノル（桜花賞）、アドマイヤマーズ（香港マイル、NHKマイルC、朝日杯フューチュリティS）、レシステンシア（阪神ジュベナイルフィリーズ）など多くのG1ホースや重賞勝ち馬を輩出し続けており、4歳世代からはセリフォス（マイルCS、富士S、デイリー杯2歳S、朝日杯フューチュリティS2着）やマテンロウオリオン（シンザン記念、NHKマイルC2着）らが躍進。パワフルなスピードを武器に常時サイアーランキングの上位を賑わせています。

一方、母系は欧州最優秀古馬、米芝牡馬チャンピオンに輝いた名馬Kalanisi（BCターフ、英チャンピオンS）らと同じく、Kareena（英G3チャイルドS2着）に遡るヨーロッパ由来の有力ファミリー。母パールサイドは仏重賞クロエ賞で2着、ヴァントー賞で3着に好走した活躍馬で、おばに仏リステッドレース3着のBaldoria、近親に愛重賞マンスターオークス、ラヴァラック＆ランウェイズフィリーズSともに2着のSnapraeceps、愛G2ベレスフォードS3着のSnapraetereaなど、その勢いに陰りは見受けられません。

2021年のセレクトセールにて2090万円で落札。大きな期待を寄せていましたが、1歳の育成時に疝痛を発症した影響で、背肉が落ち、体調もなかなか戻らず、育成スケジュールに遅れが出てしまいました。なんとかトレセンに入厩し、今年1月21日の中山・3歳新馬（ダ1200m）にてデビューに漕ぎつけたものの、後方のまま見せ場を作れていないまま14着。立て直しを図り、4月9日の中山・3歳未勝利（芝1600m）に出走すると、芝で変わり身を見せ、3コーナー入口付近では2、3番手に上がる場面もありましたが、4コーナーでペースが上がると追走に苦しくなり、結果16着となりました。

この2戦を見ると、JRAで勝ち負けに持ち込むには心身の成長はもちろんのこと、レース経験も必要となります。3歳未勝利番組があるうちに勝ち上がるのは時間的に難しいと言わざるを得ず、このタイミングでオークションに出品する決断をいたしました。セレクトセール出身の良血馬で、半兄グロースザゴールドが地方で2勝をあげているように、地方競馬適性はあると思われます。時間の経過とともに、馬体が成長し、さらに体力も強化されれば変わってくる可能性は十分あるのではないでしょうか。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※旋回癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
4月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：熊木　浩