ホウオウツインクル　Ho O Twinkle　　牝　５歳　　※地方競馬　在籍

父スクリーンヒーローはアルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を果たし、続くジャパンCにおいてディープスカイやウオッカら強豪馬を退け、堂々G1ホースの仲間入り。種牡馬としてのパフォーマンスも目覚ましく、初年度からモーリス（安田記念など日香G1・6勝）やゴールドアクター（有馬記念など重賞4勝）を輩出すると、以降もウインマリリン（香港ヴァーズ、オークス2着、エリザベス女王杯2着）やジェネラーレウーノ（セントライト記念、京成杯）、ウインカーネリアン（東京新聞杯、関屋記念、皐月賞4着）、ミュゼエイリアン（毎日杯）、グァンチャーレ（シンザン記念）、トラスト（札幌2歳S）、クリノガウディー（朝日杯フューチュリティS2着、高松宮記念4着）、らが活躍。そして4歳世代からはクールキャット（フローラS）やウインシャーロット（オーロC、ターコイズS2着）、3歳世代からはアートハウス（ローズS、忘れな草賞）やピースオブエイト（毎日杯）、ボルドグフーシュ（菊花賞2着、有馬記念2着）と、グラスワンダーの後継馬として優秀な実績で信頼を勝ち取り、絶大なる人気を集めています。

一方、母系は英G3チェリーヒントンS2着、独G2ツークンフツレネン3着馬Nopheを産んだFioritaに遡るファミリーで、日本では祖母のキョウエイトルースから華々しく展開。母のツインクルスターは市川Sなど中央で5勝を挙げて重賞の舞台も経験しており、そのきょうだいには最優秀ダートホースに輝いたサウンドトゥルー（チャンピオンズC、東京大賞典、JBCクラシック）を筆頭にアナザートゥルース（ダイオライト記念、アンタレスS、チャンピオンズC3着）やルールソヴァール（佐賀記念、みやこS2着）など、ダートの猛者がズラリと名を連ねています。

本馬は、2020年11月の東京芝1600mの2歳新馬戦でデビュー。五分のスタートから、先行集団で流れに乗るセンスの良さを見せながら手応え良く追走。直線の半ばまではジワジワと差を詰めたものの、最後は決め手を欠いて1.6秒差の10着でした。2戦目は、21年1月の中山ダート1200mの3歳未勝利戦。序盤は6番手から上手に立ち回ったものの、直線で追われてからの末脚を欠いて2.2秒差の12着でした。

その後、条件を替えながら未勝利戦に出走しましたが、結果に繋がらず名古屋競馬へ移籍して迎えた初戦は、7月のダート1400m。スタートから積極的にハナに立つと、軽快なスピードを保ちながら直線へ。ゴール前で詰め寄られるも余力を見せて念願の初勝利を挙げました。その後、コンスタントに出走を重ねて競馬を覚えると、好位から立ち回る味な競馬が身に付いて、11月の笠松で2勝目を挙げ、休養を挟み復帰した22年4月の名古屋、笠松と3連勝を飾りました。

12月の笠松での通算6勝目を契機とし、川崎競馬へ移籍（勝ち鞍転入）して、23年2月から3戦に出走したものの、勝ち負けの競馬に持ち込むには時間を要すと思い、このタイミングで出品させていただきます。
南関東競馬での続戦、中央競馬再登録、繁殖牝馬と今後の選択肢は多く、新たな環境での活躍をお祈りいたします。

なお、右前肢の球節部が張る時があります。歩様に問題ありませんが、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
ようやく冬毛が抜けて代謝も良くなりましたから、これから変わり身が出てくると思います。ただ、飼い葉食いの細い馬なので体重のコントロールが鍵になるでしょう。（川崎競馬・今井輝和調教師）


※2021年11月2日（3歳時）の競走にて、疾病のため出走取消となっています。

※2021年2月7日（3歳時）の競走にて、左前肢跛行のため出走取消となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
4月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：岡田　牧雄