サラブレッドオークション
現役競走馬業務規程
JRA1勝クラスのフリントロック号(牝5、父ブラックタイド)と、マルクパージュ号(牝5、父ハービンジャー)が出品されました。 まずフリントロック号は、1977年の仏1000ギニーと仏オークスを制したフランスの名牝Madeliaの末裔にあたり、母ウエスタンメルシーもJRA4勝のオープン馬でした。一昨年の函館・3歳未勝利(芝1200m)で初勝利を飾り、その後は1勝クラスでコンスタントに出走しました。特に昨年10月の新潟・3歳以上1勝クラス・牝(ダ1200m)では、3番手追走からそのまま3着に粘る好走を披露。芝、ダートを問わない走りが印象的でした。 また、マルクパージュ号は、米G2で2勝を挙げたリードストーリーの孫にあたり、半姉には盛岡・サファイア賞2着馬ベアーザベルもいます。2022年の阪神・2歳未勝利(芝1200m)で初勝利を飾り、1勝クラスでも3着2回、4着2回、5着1回と、逃げから追い込みまで幅広い脚質でたびたび好走。先週15日の京都・3歳以上1勝クラス(芝1600m)は、結果17着となりましたが、1着0.8秒差と、着順ほど大きく負けた印象はありませんでした。 どちらも新天地での活躍に期待したいところです。 また、この他にも今年のG1・宝塚記念優勝馬メイショウタバルのいとこにあたるタマコロリン号(牝2、父ゴールドドリーム)が出品されます。そちらもご注目ください。
