サラブレッドオークション
現役競走馬業務規程
南米ウルグアイのG1馬ジュリアーの娘にあたる良血馬クレドール号(牝3、父ダイワメジャー)が出品されました。 昨秋にデビューし、JRAで計4戦を消化したクレドール号。その魅力は、何と言っても世界にも通ずる豪華な血統です。母ジュリアーは宇G1・モンテビデオ市大賞など、ウルグアイでダート1800~2000mの重賞を3勝した実力馬。さらに母系を遡ると、米G1馬Chief's Crown、クラシッククラウンを輩出したSix Crownsが4代母にあたります。日本でもリーチザクラウン、シルクフェニックスなど、多くの活躍馬を送り出した名門として知られています。また、母にはSky Mesa、Seeking the Gold、Seattle Slew、Secretariatなど、脈々と一流種牡馬の血が流れており、血統表から天性の素質が少なからず感じ取れます。 しかも、クレドール号の父はダイワメジャー。天皇賞(秋)などG1を5勝もした超一流馬であり、父としても10頭以上のG1馬を送り出している名種牡馬。今春も4歳牝馬アスコリピチェーノが、G1・ヴィクトリアマイルを優勝したことは記憶に新しいところです。最近は母の父としてもG1馬を送り出していますので、牝馬であるクレドール号は競走馬としてはもちろん、将来的には繁殖牝馬としても期待がかかります。