サラブレッドオークション
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今週は四日市特別など、JRAのダートで3勝を挙げている準オープン馬ラフストリーム号(牡6歳、父ドゥラメンテ)が出品されます。 2019年のセレクトセール(1歳)において、3,000万円超で取り引きされた本馬は、2歳12月に美浦・武井亮厩舎よりデビューすると、ダートに矛先を変えた2戦目の中山ダ1800m戦で初勝利。その後もダ1400~1800mを主戦場としながらキャリアを積み、3歳10月には1勝クラスを5馬身差で圧勝し、4歳3月には四日市特別で通算3勝目を飾りました。 父ドゥラメンテは2023年のJRAリーディングサイアーであり、Jpn1・JBCレディスクラシックの優勝馬ヴァレーデラルナ、アイコンテーラーを輩出するなどダートにも定評がある種牡馬です。 6歳馬ですが、まだ通算13戦とキャリアが浅く、新天地で素質開花に至る可能性もまだまだありそうです。 今週はこの他にも良血馬3歳牡馬が登場予定です。モンテレオン号(牡3歳、父スワーヴリチャード)は、先述のヴァレーデラルナ、昨年のG1・オークス2着馬ハーパーの半弟で、昨秋の東京・2歳新馬(芝1800m)では1番人気に推されたように、デビュー前から非常に評判の高かった逸材。今回の再出発を契機に、素質開花の道を歩むことでしょう。