サラブレッドオークション
現役競走馬業務規程
年度代表馬エフフォーリアの半弟ヴァンガーズハート号(セン6、父ハービンジャー)、G3・葵S3着馬ブレスレスリーの半弟イナフセド号(牡5、父モーリス)が出品されました。 まずヴァンガーズハート号は、半兄に2021年の年度代表馬エフフォーリア、半妹にG1・桜花賞3着馬ペリファーニアや、今年のG1・秋華賞4着馬ジョスランがおり、いとこにも年度代表馬アドマイヤムーン、そして曽祖母には愛1000ギニー馬Katies、近親に女傑ヒシアマゾンなどがいる超良血馬。3歳夏に札幌で初勝利を飾ったほか、1勝クラスでも2着3回、3着2回と好走しています。これまでダート戦の経験はありませんが、520㎏を超える大きな馬体の持ち主で、1600mでも先行できるスピードを備えており、新天地での活躍を予感させています。 一方、イナフセド号は、4歳時に兵庫で5戦3勝、2着1回、3着1回の好成績。中央復帰を果たした後もダートを中心に経験を積み、今年5月10日の新潟・4歳以上1勝クラス(ダ1200m)では、卓越したスピード能力を遺憾なく発揮し、2馬身半差の逃げ切り勝ちで2勝クラスへ昇級しました。母ハッシュは邁進特別などJRA4勝の快速馬で、半姉ブレスレスリーはG3・葵Sで3着に好走した実力馬。また、半妹のスノーサイレンスは、10月19日の新潟・3歳以上1勝クラス(ダ1200m)に勝利し、スプリント戦に強い母系として知られています。こちらも新天地でさらなる活躍が期待できそうです。 なお、この他にも繁殖牝馬5頭も出品。G1馬ジャックドールの仔を受胎している馬もおりますので、ぜひご注目ください!
