サラブレッドオークション
現役競走馬業務規程
今週は、現在地方サイアーランキング3位のパイロの産駒、ロンデシャッセ号(牡3歳)が出品されます。 昨年10月の新潟・2歳新馬(ダ1200m)では、3着馬に0秒2差の5着に入り、素質の片鱗を披露。続く東京・2歳未勝利(ダ1400m)でも6着となり、現級では能力上位であることを示すと、前走5月4日の東京・3歳未勝利(ダ1600m)では、2ヵ月以上の休み明けだった中、4番人気に推されました。 父パイロは2015年から地方サイアーランキング8位以内、今年も5月12日現在、3位という好成績を収めています。代表産駒には2021年NAR年度代表馬ミューチャリー、先月の川崎記念でJpnⅠ4勝目を飾ったメイショウハリオなど、中央、地方を問わず多くの活躍馬を送り出しています。 しかも、父パイロ×母の父ダイワメジャーの血統構成は、先週5月8日に行われた門別・コスモバルク記念で、地方重賞通算11勝目を飾ったベルピットと同じでもあります。母系は仏ダービー馬アナバーブルー、昨年の愛ダービー馬ロサンゼルスなど、活躍馬の宝庫として知られるAllez les Trois系と、本馬の魅力は枚挙に暇がありません。 まだ3歳、キャリアも僅かに4戦という若駒ですので、新天地で素質を開花させる可能性を大いに感じます。