サラブレッドオークション
現役競走馬業務規程
JRA1勝クラスの良血3歳馬ビッキーファースト号(牡、父アドマイヤマーズ)が出品されました。 父アドマイヤマーズは香G1・香港マイルなど、内外の芝1600mのG1を3勝した名マイラー。そのスピード能力は産駒たちに継承されており、初年度産駒にあたる現3歳世代から、G1・桜花賞優勝馬エンブロイダリーなど、多くの勝ち馬を輩出している注目の新鋭種牡馬です。 一方、母系は祖母に米G1・デルマーオークス優勝馬シンハリーズ、おばにはG1・オークスを優勝するなど、2016年の最優秀3歳牝馬にも輝いたシンハライト。さらに半姉のディーパワンサはG1・阪神JF4着馬、半兄にもJpn1・全日本2歳優駿3着馬ガルヴィハーラがおり、質、量ともにハイレベルなファミリーとして知られています。本馬も2023年のセレクトセール1歳において、1億5950万円で取り引きされたほどの逸材です。 昨年10月の東京・2歳未勝利(芝1600m)では、カネラフィーナ(現3勝クラス)らを破り初勝利。良血馬らしい高い能力の一端を早速見せていました。さらに、まだ3歳と若く、キャリアも7戦と浅いことから、今後の成長力を期待できるでしょう。ぜひこのチャンスをお見逃しないようご検討ください。 なお、今回はその他にも2022年のG3・函館2歳S2着馬クリダーム号(牡5、父ハーツクライ)も登場。2勝クラスの福島・ラジオ福島賞(ダ1150m)を勝利するなど、小回り、平坦のダートコースに適性を示していますので、新天地でもうひと花咲かせることも十分可能だと思います。